中欧旅行 4日目

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この日は1日ウィーン観光。

 

まずはシェーンブルン宮殿へ。ハプスブルク家離宮です。

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中に入って、ハプスブルク家についてのお話を聞きながら、40室をぐるーっと回りました。ブダペストでも、ここウィーンでも、次に訪れたチェコの2都市でも、毎回話に上がる人物、マリアテレジア。16人子供を産んで、近隣諸国に嫁がせることでヨーロッパ諸国が平和になるように努めたそう。日本でも有名なマリーアントワネットはその13人目の子ども。結局マリーアントワネットも例に漏れず、フランスのルイ16世のところに嫁いでいるので、中欧ではマリアテレジアの方がよく知られているのかな〜。聡明で政治の手腕もあり、良妻賢母というイメージみたいです。日本ではよほどのハプスブルク家マニアでもない限り、学校で習った、教科書で見たレベルですよね。

 

裏庭も寒々しいですが、春になるととても綺麗みたいです。

この時雪も降っていたので本当に寒かったです。

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グッズショップ近くのポスト。これもかわいい。

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さようなら。

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次はヴェルヴェデーレ宮殿上宮へ。

中にギャラリーがあります。いよいよクリムトの絵画が…!

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凍ってる…。集まる鳥たち。

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エゴンシーレは下宮にあります。お昼からの自由行動のときに行くことに。

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天井を見上げる。

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”ナポレオン”と聞いて思い浮かぶ絵。

ちなみに写真撮影OKなんですよ。ありがたい。そういう美術館、こちらでは多いそうです。

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ムンクの作品もありました。

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いよいよクリムト。初期の作品。

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これも有名な「ユディットⅠ」。今年日本に来ますね。

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そしてついに「接吻」とご対面。この旅のピークでした。

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この旅の前に、以前オーストリアに住んでいた方とお話しする機会があって「クリムトの『接吻』は絶対に見た方がいい、本物は感動するよ」とおっしゃっていたので、本当に楽しみにしていたんです。すごいすごい。本物はすごい。語彙がなくて悔しい。圧倒されて足がすくんだ。

有名な人気の作品なのでやっぱり人が多いです。みんなこの絵画と3ショットを撮っている。「いる?それ?」と思いましたが。この下手くそな写真じゃ本物の凄みが全く伝わらないのが悔しい。

 

「アダムとイブ」

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ツアーで回った後、少し時間がもらえたのでもう1度「接吻」のところまで戻って目に焼き付けました。ミュージアムショップでギャラリーガイドなどなど、たくさん買ってしまいました。

 

レストランへ移動してお昼ごはん。

ビールはどこで飲んでもおいしい。

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スープの浮き実は小麦粉でできたお団子みたいなやつでした。食べたことなかったし、今後も選んで食べないな、っていう。

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メインのシュニッツェル。仔牛のカツレツ。

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おいしかったですが、なんせ大きい。

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デザートのアップルパイみたいなやつ。名前があったような気がしますが忘れました。

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お腹ぱんぱんのまま、午後からは自由行動。

 

 ツアーの行程内ではエゴンシーレを見ることができないとあらかじめ分かっていたので、自由行動のときに見に行こうと計画をしていました。

元々はレオポルト美術館というシーレを200点ほど持っているというところへ行こうとしていたんですが「ヴェルヴェデーレ宮殿の下宮の方には点数こそ少ないものの、シーレの有名な作品がある」との情報をガイドさんから教えてもらい、そちらへ戻って行くことに。このあたりがツアーの不便なところ。上宮の後、そのまま下宮に行けたら行程的にスムーズなのになあ、と思いながら。

 

レストランを出ると雪が雨に変わっていて最悪でした。まだ雪の方が観光しやすいい…。どうせ寒いんだし…。

ウィーンの街中をトラムで移動。午前中はバスで連れて行ってもらったので、もちろん迷うことなくすーっとたどり着けましたが、まあこれが迷った迷った。何度もトラムに乗り直して雨の中うろうろしてやっと到着。

 

「抱擁」

ここも写真撮影OK。

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「死と乙女」

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「家族」

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その横に視覚障害のある方のためのパネルが。分かりにくいけど、立体的になっていて、手で触って形やラインが分かるようになっていました。

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数は本当に少しだけでしたが「死と乙女」が見れてよかったです。おそらくレオポルト美術館に行っていたら、見切れていないし中途半端になっていたと思います。こっちにしてよかった。チケットは14€(約1,750円)でした。ブダペストの西洋美術館のことを思えば割高。しかも最近上宮と下宮とを分けて展示するようになったらしいです。でもそれだけのお金を出す価値は多いにありました。

 

オペラ座のあたりまで戻って、お土産を買ったりしながらぶらぶら。

DEMELにも行きました。例の猫のチョコも売っていましたが、日本でも買えるので、あまり見たことないようなチョコレートとすみれの砂糖漬けを購入。

雨よけのビニールをかけてくれた唯一のお店だったんですが、風がものすごくて結局底が抜けちゃった。ビニールの意味よ。

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旧王宮。

雨のわずわわしさと、少し荷物が増えてきたのと、旅の疲れが若干出始めたのとで、この辺りがすごいクタクタでした。

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次の目的、ザッハトルテを食べるためにザッハーへ。

この時17時頃だったんですけど、ものすごい人が並んでいてこれは諦めるという選択をせざるを得なかった。おみやげ用のザッハトルテもあると知っていたので、ホテルザッハーのフロントの素敵な紳士に尋ねたところ、とても親切に教えてくださって疲れがちょっと吹き飛んだ。無事購入してホテルへ帰ることに。元気があれば夜ごはんを食べて帰りたかったな〜。心残りのあるウィーン観光でした。

 

クタクタになりながら適当に撮った雨の夜のオペラ座がなんだかいい感じ。

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ホテルに戻って、ビールを飲みながら日本とラインでテレビ電話。出来るんですね、すごいね。

お昼のレストランで同じツアーの方のお魚料理が手つかずで残ってしまっていて、それをお店の人がアルミに包んで持たせてくれたものがあったんで、それをつまみながら。写真撮るのをすっかり忘れてしまいました。おいしかったです、じゃがいもも添えられていたけど。

 

この日は本当に疲れていたのでかなり早めに寝た気がします。

4日目、終了。